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2008年9月 5日

08年 9月ガーデンプランツ(スカビオサ「ドラムステック」、オーストラリアンブルーベル、キミキフガ「ブルネット」、クロタラリア ユンケア、アジサイ「エンドレスサマー」)

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ガーデンセンターおすすめ/08年 9月ガーデンプランツ 
7月末提出

スカビオサ「ドラムステック」   Scabiosa stellata ‘Drum Stick’  欧州南部原産      マツムシソウ科
○セールスポイント
園芸は演芸に通じる。庭は舞台。植物達が演じる芸は色々。その芸は何と言っても花、そして葉。更に果実や幹、タネもが芸をする。本種はタネの芸。花は咲き始めてすぐに花弁を落とし変身。それはマジシャン。よく見ると種子の一部が肥大し盃状になったものが集まり球型になっている。

園芸は演芸に通じる。庭は舞台。植物達が演じる芸は色々。その芸は何と言っても花、そして葉。更に果実や幹、タネもが芸をする。本種はタネの芸。花は咲き始めてすぐに花弁を落とし変身。それはマジシャン。よく見ると種子の一部が肥大し盃状になり、それが集まって球形になる。

○付き合い方
寒さに強く播種期は10月か3~4月頃。5月以降になると小さく貧弱。アルカリ土壌を好むが市販の培養土でもできた。花期は生育状況により5~8月。庭で花が日々変身していく芸を観るのは興味しんしん。ドライフラワーやプリザーブドフラワーとしても楽しめる。1年草。


オーストラリアン ブルーベル  Sollya heterophylla     西オーストラリア原産       トベラ科
○セールスポイント
トベラは日本にも自生し公園などに植えられている。その仲間は南半球に多い。最近、枝物として流通している「ピトスポラム」もその一つ。タイプは全く異なる。細い針金のような茎を蔓状に伸ばし、地面を這ったり、ユーカリなどの枝に絡まりながら可愛いスカイブルーの花を咲かせる。

○付き合い方
5号鉢でトレリスを立て登らせる。地植えも良いが他の植物に覆い隠されてしまいそう。日当たりで西日は避ける。乾燥に注意。夏は風通し良く。寒さを嫌うが岐阜市で鉢に植えで外に置いていたが越冬した。花は5~10月頃と長く楽しめる。花後に付く青い小さな実も観賞。繁殖は実生か挿し木。


キミキフガ「ブルネット」 Cimicifuga simplex  ‘Brunette’                               日本、中国、韓国原産      キンポウゲ科
○セールスポイント
聞き慣れない名前であるが、日本にも自生する「サラシナショウマ」の園芸種。葉は大きくて深く切れ込みが入りシダのよう。美しい紫赤色。茎は直立し草丈1m以上。宿根草の花壇や寄せ植えの中で抜群の存在感。夏の終わり頃、更に茎を伸ばし薄桃色で細長いブラシ状花が咲き芳香を放つ。


○付き合い方
半日陰でやや湿り気の多い酸性土壌を好む。シエイドガーデンに最適。ギボウシなどの宿根草と同居させるとよく目立つ。夏の暑さを嫌う為、西日を避け、風通しの良い場所を選ぶ。秋遅く、葉は黄変し、地上部は枯れてなくなる。寒さには強く根が残り翌春、一回り大きな株に成長する。


クロタラリア ユンケア (別名:アサタヌキマメ、サンヘンプ)  Crotalaria juncea                          インド原産    マメ科
○セールスポイント
ネコブセンチュウをやっつけながらどんどん縄張りを広げ、今、沖縄方面から北上中。本土でも帰化が見られるようになった。花も美しいが、売りは実。「莢えんどう」をやや大きくしたような実が熟すと、中でタネがコロコロと転げ、マラカスのように音を奏でる。「ベビーマラカス」の名も。

○付き合い方
春蒔き1年草。4~5月頃、直播き。生育は旺盛、茎は直立し、草丈1~2m。吸肥力が強く痩せ地でも容易に生育。施肥は不用。黄色の蝶形花が茎先で穂状に咲く。花期は7~10月と長い。花後、莢が付き黄変。古くは繊維を採ったり、緑肥用に栽培。歴史を感じながら花と実を楽しむ。


アジサイ「エンドレスサマー」 Hydrangea macrophylla‘Bailmer’ ENDLESS SUMMER             日本原産        ユキノシタ科
○セールスポイント
アジサイは鉢花として大量に流通するようになった。ところが厳しい寒さを嫌う性質があり、特に園芸種は地域により庭に植える事が出来ない。そこで登場したのが本種。寒冷地でも庭に植えられ、新梢にも花芽が付き、花が長く楽しめる。アメリカの「ベイレイ ナーセリーズ」が発売。

○付き合い方                湿り気の多い場所に地植え。鉢植えの鉢は大き目とし、毎年植え替える。肥料は燐酸分の多い緩効性肥料。早春と初夏の2回施す。多肥は禁物。8月以降は与えない。初夏の花が咲き終わったら、株全体を刈り込む。秋に再び咲く。冬は落葉。そのまま放置するか、伸びた枝は刈り込む。

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Posted by nagara at nagara : 16:35

2008年8月 6日

08年おすすめガーデンプランツ(エンセテ「マウレリー」、斑入ロニセラ、エンゼルウイング ジャスミン、アメリカリョウブ「ピンクスパイアー」、ブルージンジャー)

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ガーデンセンターおすすめ/08年 8月ガーデンプランツ 

エンセテ「マウレリー」      Ensete ventricosum  `Maurelii´                  中央アフリカ(タンガニーカ、ケニア)原産      バショウ科
○セールスポイント
バナナの銅葉種が出現か…?と思う。しかしバナナとは何か違う。茎(偽茎)が太くて短い。ゴツゴツし荒々しい。野性的。科は同じでも属が異なる。中肋(葉の中央部にある太い葉脈)と葉柄、葉の縁が赤褐色。新葉は緑を残す。上方に伸びた葉が逆光を浴びる姿は特に美しい。

○付き合い方
日当たりか半日陰で、風除けがあり、乾燥させない。生育は旺盛、十分に施肥。古株になると花梗を1m位抽出し白い花が咲く。後、結実し堅い実を付ける。その後、株は枯れる。株元に子株はない。寒さには弱い。葉は3枚位残して切るが、葉柄の基部を少し残す。室内で越冬。繁殖は実生。


エンゼルウイング ジャスミン(Engelwing Jasmine)  和名:オオシロソケイ(大白素馨)   Jasminum nitidum     パプアニューギニア原産       モクセイ科
○セールスポイント
ジャスミンの名が付く植物は多い。ジャスミンティーに使用する「マツリカ」は別種。花は大きめ、純白色でえ細裂。星や風車、天使の翼、等、名前に付く。蕾や萼は赤紫色。葉は常緑で革質、照葉で濃緑色。白、赤紫、緑の3色が入り交じり美しい。花期は春から初秋頃と長い。

○付き合い方
茎は蔓性、大きめの鉢に植え、支柱に絡ませる。用土は水保ち良く、赤玉土を主に。石灰で弱アルカリに酸度調整。日当たりに置く。生育は旺盛。水と肥料は十分に与える。花と香りを楽しむ。花後の枝や徒長枝は切り戻し、樹形を整える。寒さにはやや弱い。凍結しない軒下で越冬。

キフスイカズラ(黄斑吸葛) (別名:ハニーサックル ゴールデン)           Lonicera japonica `Aureoreticulata´  日本、朝鮮、中国原産    スイカズラ科
○セールスポイント
上下に花弁を反転させ、語りかけてくるような表情の花が可愛い。花色は白、順次、黄色に変色し強い芳香を放つ。冬、少し葉を落としながらも寒さに耐える姿から「忍冬」の名が付く。本種はそのスイカズラから生まれた園芸種。丸くて小さい葉。緑色地に黄金色の編み目模様が美しい。

○付き合い方
半落葉性の蔓性低木。生育は穏やか。挿し木した小苗は可愛い。トレリスを立てた寄せ植えや、ハンギングの茂みの中に入れるとカラーリーフとして抜群の存在感。地に植え、網のフェンスに絡ませるかグランドカバーとする。花は6~8月と長い。花や葉を乾燥させ漢方薬に使う。

アメリカリョウブ「ピンクスパイアー」    Clethra alnifolia `Pink Spire´                   北アメリカ東部原産         リョプブ科
○セールスポイント
リョウブは岐阜市近郊の山でもよく見られる木。遠く北米東海岸では「アメリカリョウブ」が街路樹として植えられている。これには本種など園芸種が多い。樹高、1~2m。夏に薄ピンク色の小花が枝先で円筒状に固まって咲き、芳香を放つ。蜂や蝶が飛来。若木でも簡単に花が咲く。

○付き合い方
やや湿り気の多い酸性土壌を好む。茎は株元から叢生し自然にコンパクトな樹姿になる為、刈り込み不用。庭のフロントや花壇のポイントになる場所に植える。また大きめの鉢に植え庭に配置。小鉢仕立ても出来る。繁殖は容易。株分けや、鋏を使わず枝を引っ張って外し「カカト挿し」。


ブルージンジャー     Dichorisandra thyrsiflora ‘Brue Ginger’                     ブラジル、ペルー原産               ツユクサ科
○セールスポイント
茎は直立、背丈1m以上。そのてっぺんに紫青色で基部は白色の花弁が3枚、花の中央には濃黄色の葯が付き、花径は2cm位、何とも可愛い。それが多数集まって円錐状の花穂ををつくる。葉は長楕円形。「ブルージンジャー」の名が付くがショウガ科ではない事は花を見れば分かる。

○付き合い方
鉢植えにして茎には支柱を添える。直射光には当てないよう明るい室内か軒下に置く。株もとは水苔などでマルチングし土壌の乾燥を防止。葉にも時々スプレーする。花は夏から秋に楽しめる。冬の寒さには弱い。室内に入れ、潅水量を減らし、スプレーで葉水をよくやる。時には切り戻しをするのも有効。

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Posted by nagara at nagara : 09:29

2008年7月18日

08年 7月 ガーデンプランツ(ベニカノコソウ、アピオス、クリノデンドロン、サンスベリア・キリンドリカ、ラティビダ)

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ガーデンセンターおすすめ/08年 7月ガーデンプランツ 

ベニカノコソウ(紅鹿の子草) 英名:レッドバレリアン(Red Valerian)            Centranthus ruber     南欧州、北アフリカ原産     オミナエシ科
○セールスポイント
細い茎を1m位に伸ばし、倒れそうになりながら紅色の小花が半球状に咲く。野趣に富む。その花の作りは細やか。5裂し距を持ち、香りがある。宿根草ではあるが短命。しかしこぼれタネで世代交代するしたたかさも兼ね備え、夏冷涼な土地では野生化も見られる。カノコソウは近縁種。

○付き合い方
秋か春にタネを蒔く。成長は早い。苗は数株固めて植えるか、他の宿根草や低木類と混植する。日当たりで肥料成分の少ないアルカリ土壌を好む。花は夏の暑さに耐えながら5月から9月頃まで咲き続ける。花には蜜が豊富。蝶や蜂が好む。背丈は高く切り花用。葉や根はハーブに。


アピオス(別名:アメリカホドイモ) 英名:グラウンドナッツ(Groundnut)など            Apios americana         北アメリカ東部原産    マメ科
○セールスポイント
花は赤褐色、スミレのようで可愛い。手毬状に咲く。茎は蔓性、葉は羽状複葉。藤に似る。ちょっと変わった夏の観賞用草花にも見える。いや、これは北米インディアン達が食料として栽培していたもの。秋になると地下部に丸い芋が数珠状につく。我が国にも固有の「ホドイモ」がある。

○付き合い方
春に種芋を植える。観賞用に鉢植えも出来る。生育は旺盛、芋を沢山収穫するには地植えが良い。土の肥料分は少なくし堆肥を多く施用。暑さに強い。省エネ用語になった「緑のカーテン」に最適。10月頃芋を堀り上げる。芋は栄養価が高く健康食品。屋外で容易に越冬。

クリノデンドロン(別名:ランタンツリー)     Crinodendron hookerianum                     チリ南部原産           ホルトノキ科
○セールスポイント
幹はあまり分枝せず直立。花は長く垂れ下がった花梗の先に付く。真っ赤で蝋細工のよう。開かない。東洋的な赤提灯のイメージ。葉は常緑で革質。濃緑色で艶がある。成長は遅く樹高は1m位。聞き慣れない科名。ホルトノキは日本にも自生しオリーブに似る事からその名が付く。

○付き合い方
性質はデリケート。鉢植えが良い。用土な鹿沼土やピートモスを混入した酸性土壌。株元はマルチング。半日陰で風を通さない場所を好む。花期は初夏。前年に伸びた枝に付く。花後にシュートを軽く剪定。寒さには強いが氷点下になると花芽や新芽が傷む事がある。繁殖は新梢挿し。

サンスベリア・キリンドリカ(別名:棒千歳蘭)       Sansevieria cylindrica              熱帯アフリカ、アンゴラ原産      リュウゼツラン科
○セールスポイント
サンスベリアは「空気清浄機」の名でフィーバーしもう数年になる。以来主要な観葉植物として流通。しかしその殆どが「ローレンチ系」。本種には50種以上の種があり、変異に満ちている。本種などもっと多くの異なった種の登場が望まれる。ネギのように見えるが中は繊維の束。

○付き合い方
「千歳蘭」の名を復活させたい。明治末期に渡来し先人が付けた名。その驚異的な生命力を見抜いての命名。更に「空気清浄機」も。だから室内には必ず色々な観葉植物を置くようにしたい。日当たりを好むが耐陰性もある。太陽のエネルギーだけで育つ強健さがある。冬は水を全くやらない。

ラティビダ  英名:メキシカンハット(Mexican hat)、コーンフラワー(Coneflower )        Ratibida columnifera        北アメリカ原産        キク科
○セールスポイント
キクの花は一般に花芯部は舌状花で覆い隠される。これは最初から露出し緑色で円筒状。そこに付く筒状花は下部より咲き進み黒色。舌状花は基部に付くが下方を向けて伸びる。そのユニークな花形から数多くの名前が付く。葉は灰緑色、細裂し羽状。北米を代表するワイルドフラワー。

○付き合い方
1~2年草扱い。秋か春にタネを蒔く。根のはりが旺盛、出来れば直播きが良い。土壌は弱アルカリを好み砂利などを含む荒れ地で肥料分は少ない方が良い。日当たりを好み乾燥には極めて強い。花期は7~10月と長い。古株は冬に枯れる。こぼれタネが秋に芽を出し世代交代する。

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Posted by nagara at nagara : 19:39