2007年11月 1日
07年10月 ガーデンプランツ(アキギリ、ヒナノボタン、フウリンガマズミ、カレックス「ジエネキー」、ミカエリソウ)

ガーデンセンターおすすめ/07年10月ガーデンプランツ
アキギリ(秋桐) Salvia glabrescens 本州中部、近畿地方原産 シソ科
○セールスポイント
サルビアの仲間は大変に多い。殆どが中央アメリカや地中海地方が原産地。本種は日本が原産地。葉は桐の葉に似て大きい。花も大きめで濃紫色の美花。柱頭の先端部が2本に分かれ花の外に突き出る。その奥に花粉がある。蜂は蜜を求めて花の中にもぐり込み花粉を背中に付け交配。
○付き合い方
日陰を好む落葉性宿根草。茎は適度に分枝しながら背丈30~50cmの株になる。花は8~10月頃、茎先に10輪ほど付け上方に咲き進む。落葉樹の下などに地植えすると良いが冬に何もなくなる。冬に緑の葉があるスイセン等を近くに植える。また鉢植えにして日陰にに置く。
ヒナノボタン(通称:白花ハシカンボク) Bredia oldhamii 台湾原産 ノボタン科
○セールスポイント
ノボタン科の植物は世界に約4千種もあると言われるが日本の野山では見る事ができない。沖縄や小笠原には数種が自生し、その一つがハシカンボク。それに似て白花と言う事で「白花ハシカンボク」の名で流通するが別種。葉は艶のある鮮緑色。花は純白色の小花で多数咲き乱れる。
○付き合い方
流通するものは矮化剤が使用され、コンパクトな小鉢仕立てのものが多い。大きめの鉢に植え替え、放置しておくと背丈30~50cmになる。花は咲き終わったら切り戻すと再度咲く。半日陰を好む為、室内で栽培でき、花も楽しめる。寒さには弱く、冬は室内に入れ潅水を控える。
フウリンガマズミ(風鈴ガマズミ) Viburnum setigerum `Aurantiacum ´ 中国、中、西部原産 スイカズラ科
○セールスポイント
茎から枝分かれするように太くて長い花柄をやや下向きに伸ばし、その先は更に短い小花柄に分かれ、先端部に1個づつ実を付ける。実はやや扁平で楕円型。黄色から橙色、完熟すると艶のある真っ赤な色になり美しい。また葉は秋冷と共に暗緑色、赤、橙、黄色になって落葉。
○付き合い方
日当たりか半日陰でやや湿り気を好む。暑さ寒さに強く、屋外で地植えができる。樹高は3m程度であまり大きくならない。枝を四方に伸ばし、刈り込みに強い為、生け垣などに最適。また鉢植えや盆栽仕立てにも向く。繁殖は実生か挿し木。実は1株でも容易に結実。
カレックス「ジェネキー」 Carex brunnea ` Jenneke ´ 日本原産 カヤツリグサ科
○セールスポイント
葉は糸のように細く繊細。その葉は真っ直ぐ上方に伸び、株は直立。横には広がらない。よく似たカレックスは多いがその違いは植えてみて分かる。日本のコゴメスゲがもとになり改良、´03年頃、ドイツで発表された。寄せ植えはもとより、背丈は40cmにもなる為庭園用にも最適。
○付き合い方
日当たりを好むが半日陰にも耐える。腐植質に富み適度な湿り気のある弱酸性土壌を好む。
真夏の高温多湿に強い。株は直立性の為、寄せ植えの株間に植えると存在感がある。生育は遅い。鉢植えで大きくなったら地におろすのも良い。寒さには非常に強く、冬も地上部は枯れない。
ミカエリソウ(見返り草) Leucosceptrum stellipilum 日本原産 シソ科
○セールスポイント
本種など先人が付けた日本の植物の名前には素晴らしい響きや、着眼、ユーモアがある。日本人の心の豊かさが感じられる。本州中部以西の樹林下で群落をつくり一斉に咲き競う。その様は誰もが何の花かと「見返る」ほどに美しい。冬に葉を落とすが茎は残る。落葉低木。草ではない。
○付き合い方
樹高1m以内。分枝はせず株元から新芽を出し株は横に広がる。落葉樹の下などに植えるのが最適。宿根草などと一緒に植えると調和のとれたペレニアルガーデンになる。鉢植えにしてベランダで楽しむのも良い。誰もが振り向いて見てくれるよう、大株に仕立てイッパイ花を咲かせたい。

