2007年11月 1日
07年8月のガーデンプランツ(アメリカ・ヤマタガマサ、熱帯スイレン、マルバ「アルバ」、サルビア・スペルバ、ノリウツギ「ピンクダイアモンド」

ガーデンセンターおすすめ/07年 8月ガーデンプランツ
アメリカヤマタガマサ Cephalanthus occidentalis 北アメリカ東北部、メキシコ原産 アカネ科
○セールスポイント
夏、緑の茂るブッシュの中で、白色球状、直径2~3cmの珍花が点在。近くで見ると、雄しべを放射状に突き出し、見事な造形美。花には香りがあり、ミツバチや蝶々が飛来。この様な手毬状の花の咲く木は他にもある。「タニワタリノキ」である。これは科は同じでも別種。
○付き合い方
落葉樹で背丈はあまり大きくならず3~5m位。枝は良く出て横にも広がり場所をとる。日当たりを好むが多少の日陰には耐える。自生地は池や小川の近くで、湿り気を好む。マルチングをするなど乾燥に注意すれば暑さ寒さに強く屋外の庭で容易に育つ。繁殖は実生か挿し木。
熱帯スイレン Nymphaea Hybrid Cultivar 園芸種 スイレン科
○セールスポイント
プールのような大きな水槽で年中、高温が維持できる植物園でしか育てられないものと思われていた。それが庭のスイレン鉢の中で十分育ち、花数は多く、秋まで長く楽しめる事が分かってきた。その花はあまりにも魅惑的。自然の魅力は奥が深い。出来たのは1920年代のアメリカ。
○付き合い方
株を入手したら、5~6号のプラ鉢か網状の容器に植える。用土は荒木田土か赤玉土。肥料は骨粉の入った固形油粕。それをスイレン鉢に沈める。越年の為、秋遅く、土中にある球根のみを堀上げ、よく水洗いし、少し水を含ませた赤玉土か川砂をビニール袋に入れその中で密封し室内で保管。
マルバ「アルバ」 別名:ジャコウアオイ(麝香葵)、ムスクマロウ(Musk Mallow) Malva moschata `Alba ´ 欧州、北アフリカ原産 アオイ科
○セールスポイント
背丈は50~60cmと程よい高さ。小枝を多数伸ばし横にも広がる。茎の先端部に白色の5弁花が多数咲く。葉は細裂。それには野生味と涼感がある。色とりどりに庭で咲く夏の花を背後から一層美しく見せる脇役的存在。花や葉には微かな麝香の香りがある。ゼニアオイは同属種。
○付き合い方
4~5月頃にタネを蒔く。発芽は容易。こぼれタネでもよくはえる。直播きでも良い。日当たりであまり乾燥しない場所が良い。花は7~9月に咲く。冬、地上部は枯れ、ロゼット株を残し翌年芽を出す。ハーブとしても有用。花や若葉は食用に、又、葉や根は入浴剤や薬用に使用。
サルビア・スペルバ Salvia ×supelba 園芸種 シソ科
○セールスポイント
サルビアの仲間は大変に多い。栽培されているものだけでも100種に及ぶ。華やかな花、魅惑的な花が多い中、本種はやや地味。株はコンパクトで直立。一度庭に植えれば、しっかりと根付き、野趣に富んだ花が初夏から長く楽しめる。ガーデン用に人気。種間交雑種による育成種。
○付き合い方
寄せ植えにも良いが、3~5株、庭にかためて植える。場所は日当たりで水はけの良い所。花が咲き終わりそうになったら1/3位切り戻すと再度花が楽しめる。梅雨時や秋の長雨の時も切り戻しをしておくと株は蒸れない。冬は根が残り越年。古株は中央部が枯れてくる為、株分けをする。
ミナズキ「ピンクダイアモンド」 Hydrangea paniculata `Pink Diamond ´
サハリン、韓国、日本原産 アジサイ科
○セールスポイント
アジサイの品種改良は目覚ましい。ミナズキも多くの優れた園芸品種がある。しかし花色は白のみ。ところが近年、赤花の園芸品種が出現した。それには長い年月を要した。19世紀にノリウツギやミナズキが欧州に渡り、ベルギーで育成。ノリウツギには「紅ノリノキ」があった。
○付き合い方
茎は細く直立性でよく伸びる。アジサイのようなコンパクトな鉢仕立ては難しい。大きめの鉢に植えるか地植えが良い。伸びた茎は冬の間に株元近くまで切り縮めておくと良い。花芽は新梢の先端に付く。日当たりか半日陰で湿り気のある酸性土壌を好む。花は白からピンク、赤へと変化。

