2007年1月 2日
07年 1月 ガーデンプランツ (レインワルチア、大実ツルコケモモ、エクメア「ブルーレイン」、カランコエ「デザートローズ」、ビバーナム・ティヌス

エクメア「ブルーレイン」 Aechmea ` Blue Rain ´ 園芸種 パイナップル科
○セールスポイント
エクメアにはファシアータ、サンゴアナナスなど、花の美しい種類が多く、一世を風靡。同じ仲間のグズマニアは目まぐるしく進化し、今では主要な鉢花として人気。エクメアには未来型の花の出現花が待たれる。それが本種。真っ赤な花茎に青紫色の小花が宝石のように輝く。
○付き合い方
寒い季節、暖かい室内は異空間。青い宝石を散りばめたような花を見ながら空想の世界を旅する。寒さには注意、時々、葉水をスプレー。花は2ケ月位楽しめる。置き場所は明るい室内。夏、株元に子株(吸枝)が出、ある程度の大きさになったら切り離し、水苔を巻いて小鉢に移す。
クラウンベリー(Cranberry)(別名:大実のツルコケモモ) Vaccinium macrocarpon
北アメリカ東部原産 ツツジ科
○セールスポイント
秋遅く畑が真っ赤なると言う。そこに水を張り、クラウンベリーの実を浮かべ収穫、ジャムの原料。園芸品種も多い。同じ仲間のブルーベリーやコケモモは白い提灯状花、本種は違う。花弁は細く反転、下向きに咲く。その可愛い花に大きな実をつける。実は酸味が強く生食に不向。
○付き合い方
蔓性の為、腰高の鉢に単品で植えるか、ハンギングの寄せ植えに入れ、茎を下垂させる。又、長く伸びた枝は切り詰め、和風の鉢で床の間にも飾れる。春、鹿沼土にピートモスを混ぜた酸性の土で植え替える。場所は日当たり。真夏は乾燥に注意し半日陰に。地植えは低い場所に。
カランコエ「デザートローズ」(別名:唐印) Kalanchoe thyrsiflora ` Desert Rose ´
南アフリカ原産 ベンケイソウ科
○セールスポイント
戦後の趣味の園芸はサボテンや多肉植物で始まった。それらの植物は輸入されると日本名が付けられ、その名は現在でも使われている。本種もその一つ、1950年代に導入され「唐印」の名が付く。本種は葉全体が美しい赤銅色。「デザートーローズ」は「砂漠のバラ」の意。
○付き合い方
大きくて丸い葉が幾重にも重なった大株が良い。鉢はブリキ製かテラコッタ。植物の持つ魅力が十分感じ取れるようにして楽しみたい。置き場所は日当たりの窓辺。冬は保温に努める(10℃以上)。古株になると抽台し背丈が60cm位になり、黄色い筒状花を咲かせ芳香を放つ。
レインワルチア(別名:雲南月光花) Reinwardtia indica インド北部原産 アマ科
○セールスポイント
アマ科でよく知られているのは「リナム」。大家族で花色は豊富。昔から繊維や油を採った有用植物「亜麻」も含まれる。本種は2種のみの小家族。5枚の花弁が深く重なり合い、まん丸で大きなお月様のような花を晩秋から春に咲かせる。葉は鮮緑色で茎は細く、草のような亜低木。
○付き合い方
花付きの鉢植えを入手したら、日の当たる軒下か室内の窓辺に置く。春になったら一回り大きい鉢にやや深めに植え替え、肥料を与える。更に茎を半分位に切り戻すと夏には株元から吸枝が多数出て株が茂る。太平洋岸の暖地なら地植えも出来るが、冬に葉は痛み、花は春になる。
ビバーナム・ティヌス Viburnum tinus 地中海地方南東部原産 スイカズラ科
○セールスポイント
真冬の庭で濃緑色の小葉を密生させた低木に赤い蕾が枝先に固まって付く。同時に別の枝にはメタリックブルーの美しい実が成る。ビバーナムの仲間は大変多い。本種は樹姿がコンパクトで英国では古くから植えられてきた。今日では多くの園芸品種が生れ、矮性種や班入葉種が人気。
○付き合い方
冬の寄せ植え材料として、最適。春になると可愛い白色の5弁花が咲き、かすかな芳香が楽しめる。大きくなったら庭に地植えしても良い。場所は日当たりでも日陰でも良く、土壌はあまり乾燥し過ぎない事がポイント。他のビバーナムと同様、本種も害虫が付きやすい為、注意。

