2006年6月23日
7月のガーデンプランツ(トキワズイナ、フランネルフラワー、ミムラス・オーランチアカ、ホヤ・ムルチフロラ、フレモントデンドロン)

ガーデンセンターおすすめ/06年 7月ガーデンプランツ
トキワズイナ(常磐ズイナ) Itea ilicifolia 中国西部原産 ユキノシタ科
○セールスポイント
日本には落葉樹しかないのに中国には常緑樹がある。ヤマボウシ、マンサク、そして本種など。日本の植物は中国がルーツ。樹高3m以上。枝はアーチ状に広がる。その枝から緑白色の小花が紐状になって何本も長く垂れ下がる。長さ30cmにもおよぶ。葉は濃緑色で艶があり柊状。
○付き合い方
急激に大きくなる木ではない。鉢植えも可。地植えが良い。場所は日当たりが良く、冬に西風の当たらない塀や壁際が良い。枝は半蔓状によく伸びる為、トレリスなどに誘引すると場所をとらない。土壌は肥沃で湿り気を好む。堆肥を十分に混ぜ込み、地表面はマルチングする。
フランネルフラワー(Flannel Flower) Actinotus helianthi
豪州(サウスウエ-ルズ州)原産 セリ科
○セールスポイント
白毛で覆われた花はフランネルの布地で作られた造花のよう。思わず頬を寄せたくなる。エーデルワイスにも似るが、中心部が丸い目になり典型的な「デイジー」の花型。ならば当然キク科と思うが意外にもセリ科。中心部に小花が集まり回りにあるのは花弁ではなく「総苞」。
○付き合い方
輸入切り花でお馴染み。高性の多年草。鉢仕立てが待たれる。繁殖は実生。しかし発芽が困難。種子を煙で燻蒸するのが有効との事。豪州の原野で得た知恵。栽培は容易。排水の良い酸性土壌を好み、日当たりか半日陰に置く。高温、乾燥に強く、寒さにも強いが0℃以上が安全。
フレモントデンドロン「カリフォルニア グローリー」 (英名:フランネル ブッシュ)
Fremontodendron ` California Glory ´ 北アメリカ西海岸地方原産 アオギリ 科
○セールスポイント
2m以上に伸びた枝先で芙蓉に似た濃黄色花が回りを見渡すように咲く。花径5~6cm、5弁で無斑点の美花。花期は晩春から秋までと長い。茎は細く、多数分枝する為、花数も多い。葉の裏面は綿毛に覆われ、風に揺れ銀色に光る。半落葉低木。F,californicum × F,mexicanus の園芸種。
○付き合い方
意外と低温には強く、関東以南であれば屋外で育つ。しかし冬の寒風を嫌う為、西、北面に塀や壁がある場所に植える。茎は細く、倒れやすい為、壁面に誘引するか、支柱を立てる。夏の高温に強く、日当たりで乾燥する場所を好む。土壌は弱アルカリを好み、肥沃な土壌は不適。
ホヤ・ムルティフロラ (和名:天の川、 英名:シューティングスター) Hoya multiflora マレー半島、マラッカ地方原産 ガガイモ科
○セールスポイント
弓矢のような花型は夜空に浮かぶ天の川を横切る流れ星のよう。又、その数は多いもので30輪以上にもなり、今にも発射しそうなミサイルにも見える。1度咲いた花は10日間位もち、そのまま放置しておけば1~2ケ月後に又咲いてくるのも楽しみ。花期は周年。
○付き合い方
樹上で生きる着生植物。茎は太く、葉は革質で乾燥に強い。茎は蔓性、伸び始めたら切り戻すか、支柱を立てる。小さめの鉢に植え、根詰まり状態で植え替えしないと蔓は伸びない。日陰を好み、寒さには弱く5~10℃以上に保温。年中、室内で花も葉も楽しめる数少ない植物。
ミムラス オーランチアクス Mimulus aurantiacus 北アメリカ原産 ゴマノハグサ科
○セールスポイント
前年に植えた株が大きくなり、真夏の高温、乾燥をものともせず咲き続ける。みずみずしい葉を持ち湿り気を好む1年草のミムラスとは別物。橙色のラッパ状花。葉は常緑照葉。茎は細く木質化し背丈は1mにもなる。葉や茎には粘液が付く。花に蜜が多いのかミツバチや蝶が飛来。
○付き合い方
鉢植えでも地植えでも良い。日当たりと乾燥を好み、土壌は排水良く、肥料分の少ない砂質土壌が良い。茎は細く、分枝しながらよく伸び、株は倒れやすい。アンドンのような支柱を立てるか、切り戻しながら育てる。寒さには強い。1部、葉を落とすが、屋外でも容易に越冬する。

