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2006年3月 3日

3月のガーデンプランツ(台湾ツバキ、パラシュートプランツ、トキワナズナ、ディチェロステンマ、スイレンボク)

ここに掲載されている植物は「グリーン情報」 06年3月号の紙面に載せてあります。
是非「グリーン」情報をご購読ください。

ここで取り上げている植物が昔からあるのに忘れられているもの、最近、導入されたもの、海外で見るもの、など、の中からもっと売りたい植物の紹介です。
個々の植物を見つめていると、それぞれに違った魅力が潜んでいます。その魅力を「セールスポイント」として解説しております。更に、「つきあい方」として、その植物を入手したら一般家庭において、どのような所に植えるのか、置くのか、またどのような注意が必要なのか、を要点だけ記載しています。

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ガーデンセンターおすすめ/06年 3月ガーデンプランツ

ディチェロステンマ       Dichelostemma ida-maia ユリ科
○セールスポイント
昨年、あるガーデニングコンテストに出展された庭の一角に使ってもらった。美しくデザインされ、整然と仕上げられた中に、茎は剛直ながらも倒れそう、真っ直ぐに伸びない。その先端部に真っ赤な筒状の見慣れないない花が咲く。それが好評で問い合わせが続出。

○付き合い方
北米、西海岸が原産地の秋植え球根植物。4~5号鉢に3球位、庭の場合は盛り土をした排水の良い場所に5~10球位、固めて植え込む。寒さには強い。春、茎をやや湾曲しながら伸ばし花を付ける。支柱は不要。花後は乾燥気味に管理。夏は堀上げ、日陰で涼しい場所に保管。


パラシュートプランツ     Cedropegia sandersonii     ガガイモ科
○セールスポイント
不思議な形をした花。虫になったつもりで、片目をつむって、花の側面に近づいて見る。斑点模様のパラソルの中が楽園のように見え誘い込まれそう。花色は白に薄緑色で目立たないが、径3~4cmあり存在感はある。室内で育ち、忘れた頃に新たな花が咲く。蔓性でも伸び過ぎない。

○付き合い方
生育は緩やか。鉢は大き過ぎないよう4~6号程度の深鉢に支柱を立てて管理。光は好きですが日陰でもよく耐えてくれます。蔓が伸び過ぎるようであれば夏前までに切り戻すか枝数を整理。夏の直射は避け、秋にはよく日に当てる。冬、室内で水を控えれば容易に越冬する。


トキワナズナ           Houstonia caerulea アカネ科
○セールスポイント
薄い水色の4弁花、中心部黄色の可愛い花が常緑でマット状に広がった株を覆うように咲く。北米原産で明治の中頃、渡来したがあまり注目される事もなく、その丈夫さから芝庭などに帰化するものもある。花は屋外でも3月(ひな祭りの頃)から咲き始める為、ヒナソウ(雛草)の別名がる。

○付き合い方
草丈は低く、匍匐茎が土中を横走し株は四方に広がる為、大きめの浅鉢に植えるか、グランドカバーとして地植えにしても良い。場所は日当たりか半日陰を好み、乾燥を嫌う。花は一度咲き終えたら、花だけ刈り取ると2番花が再度一面に咲く。繁殖は株分けか実生。


台湾ツバキ(ゴールドニア)         Gordonia axillaris        ツバキ科
○セールスポイント
ツバキの名が付くが別属。葉は肉厚で楕円型、幹は真っ直ぐによく伸び、一見、ゴムの木のよう。室内で観葉植物として飾ってあった「鉢植え」にツバキと言うよりサザンカに似た白い花が咲き喜ばれる。花期は晩秋から冬。東南アジア原産であるが意外にも寒さに強い。

○付き合い方
大きめの深鉢に植え、観葉植物として、家の中や外に置く。地植えも出来るが、寒風の当たらない場所を選ぶ。日陰にもよく耐えてくれる。花は1日花で花後、結実して実が成るがタネはツバキと異なり細かい。繁殖はこのタネを蒔くか、夏に伸びた枝を挿し木する。


スイレンボク(睡蓮木)       Grewia caffra     シナノキ科
○セールスポイント
5枚の花弁の後ろに、少し長めで5枚の萼片が重なり合い、ダイアモンドにも似た花形がユニークで美しい。花色は藤桃色。早春から夏遅くまで咲き続ける。花後に丸い実を付け黄から橙、紫に変色し裂開する。南アフリカ原産、常緑低木。茎は半蔓状に伸び、2~3mになる。

○付き合い方
花が美しい為、それを強調するように枝を切り詰めて小鉢仕立てになれたものが多い。それは本来の姿ではない。5~6号の深鉢に植え、支柱を立て大きく仕立てたい。花もいっぱいに咲き長く楽しめる。夏の高温、乾燥には強い。寒さを嫌い、冬は軒下か室内に入れ保温。地植えは不可。

Posted by nagara at nagara : 07:08