2006年1月24日
花材:ローバイ、マンサク

ロウバイ(蝋梅) Chimonanths praecox ロウバイ科
1600年代に朝鮮を経て渡来し神社や庭に植えられた。当時は「唐梅」の名で呼ばれたいたが、中国名の「蝋梅」がそのまま使われるようになった。その語源は「蝋細工のような花」「朧月、12月に咲く」にある。どれにも「梅」の文字が付けられるがウメではない。その顕著な例は萼片も花弁と同様、美しい黄色に変身している。今日一般に流通しているものものは、花芯部が黒い「和ロウバイ」、花芯部も黄色い「素芯ローバイ」、花期が早く、大輪の「満月ローバイ」である。その他に「夏ローバイ」「紺ローバイ」があるがローバイ科ではあるが別属で花の特徴も大きく違う。
マンサク Hamamelis japonica マンサク科
早春、雪解け水が増す頃、太陽を背に黄色く輝く花は美しく、春の訪れを喜んでいるように見える。日本では観賞用の花としての品種改良は殆ど行われてこなかったが、自然の変異個体から選抜された、赤味の強い「ニシキマンサク」や花の小さい「ソシンマンサク」などがある。中国にはやや大型のシナマンサクがあり中国名は「金楼梅」。これらの交雑がアメリカで行われ、多くの園芸品種が出来ている。日本にはマンサク科ではあるが別属のマルバノキ(別名:秋マンサク、紅マンサク)がる。これは丸い葉がユニークで真っ赤な紅葉が素晴らしい。花色は赤で花期は秋。更に「トキワマンサク」がる。葉が丸くて小さいが常緑、花は白、伊勢神宮に自生している事で有名。その他、マンサク科にはトサミズキ、ヒュウガミズキがある。日本で街路樹として植えられている、落葉高木の「フウ」があるが、これは中国や台湾原産で、意外にもマンサク科。

