12月のガーデンプランツ(ウキツリボク、ダイアモンドダスト、クリスマスブッシュ、ドンベア、シンジュノキ)

ガーデンセンターおすすめ/ 12月のガーデンプランツ
ウキツリボク(浮き釣り木) Abutilon megapotamicum ブラジル原産 アオイ科
○セールスポイント
茎は細いが木質で堅い。蔓状に長く伸びる。その節々に提灯のような可愛い花を幾つも付け、年中咲き続ける。花は赤い萼に黄色い花弁、その先に赤い雄しべの3段模様。明治12年に渡来し、釣りに使う「浮き」に見立てて名前が付けられた。意外に寒さに強く、全国に広まった。
○付き合い方
下向きに咲く花をベルに見たて、鉢植えにしてクリスマス飾りにして楽しめる。冬も温度があれば次々と花は咲き続ける。屋外に置くと枯れる事はないが、葉が痛み、花は咲かない。関東以南の太平洋岸では、地植えにしてフェンスなどに這わせ、ガーデン用にして楽しむのもお奨め。
ドンベア Dombeya wallichii 東アフリカ、マダカスカル島原産
アオギリ科
○セールスポイント
鮮緑色の大きな葉の下で、甘い密を含んだ、明桃色の花が、芳香を放ちながら1~2月の厳寒期にボール状になり、下垂して咲く。アオギリ科と聞いても街路樹のアオギリしか思い浮かばないが、チョコレートやココアのカカオノキやコーラのコラノキ等も含まれ、係わりは深い。
○付き合い方
茎はあまり分枝せず直立、1m以上になり、花は先端部に数輪つける。8~10号の深鉢で管理。寒さには弱い。最低温度は5℃以上。12月になったら室内の窓辺に置く。花は咲き終えても落下せず、1ケ月以上は十分楽しめる。5月になったら屋外に出す。真夏は炎天下か半日陰。
ダイアモンドダスト(別名:コキア) Maireana sedifolia
オーストラリア原産 アカザ科
○セールスポイント
幹は直立し円錐樹型。茎葉は全て銀白色。真冬の高原で見る、霧氷に覆われた落葉松のよう。切り花では早くから使われていたが、鉢植えでも流通するよになった。意外にもホウキ草と同属種の為、同なじコキアの名が使われ混同する。海岸線の乾燥地帯に自生する多肉質の塩生植物。
○付き合い方
排水の良い土で鉢植えで管理するのが良い。寒さには非常に強く、真冬の屋外でも平気。しかし多湿を嫌う為、積雪の中で放置は出来ない。雪は早めに取り除き、日当たりに置き乾燥させる。真夏は半日陰で風通しを良くして、多湿に注意。背丈が30cm以上になったら支柱を立てる。
クリスマスブッシュ Ceratopetalum gummiferum オーストラリア原産 クノニア科
○セールスポイント
豪州のクリスマスは夏、ポインセチアはない。そこで現地に自生する緑の葉に赤い小花の咲く本種が使われる。最近これの切り花が日本にも輸入され人気を得ている。科名はクノニア科、豪州原産の固有種。鉢花で流通する「愛のカンザシ」は最近、クノニア科に分類されるようになった。
○付き合い方
暑さを気遣って常緑樹の北側に植えている。5月頃、目立たないが白い小花が咲き、7月頃になって黄白色から暗赤色になった花(萼)が目立つようになった。そしてなかなか散らない。細い小枝が出て生育は遅く低木扱いで良い。寒さにも十分耐え地植えでも育つ。
(岐阜市に於いて)
シンジュノキ(真珠の木) Gaultheria mucronata チリ、アルゼンチン原産 ツツジ科
○セールスポイント
秋から冬は実物が有用。食用にするベリー類には多くの園芸品種がある。観賞用の園芸品種は少ない。本種の特徴は実の色が大変豊富である事。赤、白、赤紫、ピンク、等々。英国ヒリアーの書籍には23品種が紹介。大粒な実は艶があり、多数付く。また実は自殖性で1株で結実。
○付き合い方
日本に自生するアカモノやシラタマノキ等と同属。いずれも高山性で平地では栽培がやや困難。用土はピートモスと鹿沼土を混ぜた酸性土壌。5月頃、白か薄ピンク色の小花が咲き秋に実が付く。夏は日陰で風通し良く、乾燥にも注意。寒さには非常に強い。株は地下茎で殖える。
Posted by nagara at nagara : 12:51