10月のガーデンプランツ(ユリズイセン、ミレット、レモンマリーゴールソド、十月桜、福神草)

ガーデンセンターおすすめ/ 10月のガーデンプランツ
ユリズイセン(百合水仙) Alstroemeria pulchella ブラジル北部原産 アルストロメリア科
○セールスポイント
今日、人気のアルストロメリアは昭和40年代以降広まった。ところが、それ以前から農家の庭先などでよく見かけたのが本種。茎は太くて剛直、背丈1m位になり、地下に塊茎をつくり四方に広がる。花は小さく半開状、濃赤色に褐色の筋が入り、一部で緑色を呈し野趣に富む。
○付き合い方
鉢植えでも良いが地植えも可能。日当たりが良く排水の良い土壌に植える。春と秋によく生育させ土中に出来る塊茎を育てる。塊茎が小さいと茎も細く花も咲きにくい。花は夏前と秋に咲く。夏の高温を嫌い弱る為、回りによく茂る宿根草か低木を植え、株もとが日陰になるようにする。
ミレット「パープルマジェスティー」 Pennisetum glaucum アフリカ原産 イネ科
○セールスポイント
太い茎が直立し、背丈1m以上に、その茎、葉、花穂、全てが真っ黒。個体差は全くなく見事に揃う。2003年AAS金賞を受賞したF1種と聞いて、納得。ミレットは粟やキビの事で同じ仲間。生育の初期は緑色、後、銅葉色に変色し炎天下で黒味が増す。庭に陰影が出来る。
○付き合い方
気温が20℃を超える、5月頃になってタネを蒔く。温度さえあれば発芽は容易。生育も早い。寄せ植えに使う場合は3~4号ポットに植え、大きくしない。地植えにすれば背丈1,5mにも。緑の生け垣や芝生、又、草花を背景にして主役の花達が引き立つように配置する事がポイント。
レモンマリーゴールド Tagetes lemmonii 北アメリカ原産 キク科
○セールスポイント
マリーゴールドならば1年草だと思ってしまう。そして嫌な臭いのする花だとも…。それが意外にも本種の場合、多年草で寒さに強く、葉は素晴らしいレモンの香りを放つ。更に外観は、茎は細く、花は小さめで一重、野生味があり、他の宿根草と混植しても違和感がない。
○付き合い方
春にタネを蒔くか苗を購入。日当たりで肥料は少なめとする。生育は旺盛でなかなか花が咲かない。初夏になってやっと咲き始めるが放置すると背丈が伸び過ぎる為、切り戻しをする。花は秋、気温の低下と共にオレンジ味を増し美しく咲く。冬、寒さで地上部は枯れるが根が残る。
ジュウガツザクラ(十月桜) Prunus ×subhirtella `Autumnalis ´ 園芸種 バラ科
○セールスポイント
秋、足早に葉を落としてしまった枝に薄桃色で半八重咲き、やや小さめの花が一面に咲く。花はその後、寒い冬の間も少し咲き、春にはまた沢山咲いてくれる。木はあまり大きくならず、丈3m程度で横に広がる。狭い庭でも十分植えれる。エドヒガンとマメザクラの自然交雑種と言われる。
○付き合い方
伊豆や房総地方が自生地であることから、やや暖地性の樹のようである。関東以西であれば間違いなく屋外で育つ。サクラの仲間では小型の樹種の為、鉢植えも可能であるが地植えが安全。小枝もよく出て、花は小さめな為、近寄って見れる位置に植え、桜とは別の趣で楽しみたい。
フクジンソウ(福神草) Costus speciosus 東南アジア原産 ショウガ科
○セールスポイント
古い時代に南方から渡来したこの植物に「福をもたらす神の草」と名付けたのは何故か、花よりこの根にあるのかも知れない。根は食用になり健康に良いとされる。花も素晴らし。中心部、かすかなピンク色で純白色、大輪丸型花で横向きに咲く。一見ランの花かと…。花穂はワインレッド。
○付き合い方
春に球根(塊根)を植える。草丈は1m以上の大きな株になる為、鉢植えは6号以上の深鉢。地植えが最も良い。日当たりを好むが半日陰にもよく耐える。花は初夏から秋までまばらに咲き続ける。11月頃、地上部は切り捨て、塊根を堀上げ室内で乾燥させないよう注意して越冬する。
Posted by nagara at nagara : 11:43